先日、念願だった自室のセルフリノベが(いったん)完了したので、
本日はその話を書いていこうと思います!
今回施工したのは、築30年くらいの日本家屋の中の和室(砂壁・畳)。
これを、漆喰壁・フローリング(風)の洋室に、リノベーションしてみました!
素人仕事ですが、「材料あつめ」「準備」「施工」の3つの工程から和室⇒洋室のセルフリノベの実例を紹介していこうと思います。
おうち時間の中で、DIYやセルフリノベを考えている方の参考になれば嬉しいです!
1.材料あつめ
壁材は、ホームセンターでもたくさん種類がありましたが、
色や素材、シックハウス対策などの安全性の確保などのこだわりがある場合はネット通販が便利でした。
私は、上記の条件にプラス、
”初心者でも扱いやすい素材(粉漆喰と水の攪拌済のペースト状のもの)”という条件で
漆喰風の塗り壁材を選びました。
結果、6畳間の4面で30kgくらいの壁材を使い、金額は2万円くらいになりました。
壁材以外に必要だったのは、
●高所を塗るための「はしご」(自宅にあったもの)
●塗るための道具「コテ」「コテ板」(通販でセットで1000円くらいのものを購入)
●塗料をすくうお玉
●垂れた塗料が床につくのを防ぐための「ブルーシート」
●塗料のはみ出しを防ぐための「マスキングテープ」「養生テープ」「ビニールマスカー」 など。
ほとんど100円ショップやホームセンターで手に入りました!
ほか、よくおうちにある「ゴム手袋」「霧吹き」などを使うと便利です。
フローリング化は、今回は「ウッドカーペット」という木材を使ったカーペットを使用しました。
これだと巻いた状態できた床材を畳の上から敷くだけで、フローリング化できちゃうのでお手軽です!
ただし、畳数のほか、江戸間・団地間・本間など、
様々なタイプのものがあるので、購入前には部屋の4辺を必ず測ってから注文しましょう!
「ウッドカーペット」は、正式なフローリングではないですが、半年ほど生活しても特に不便を感じることはなかったです!
2.準備
次に準備。今回は塗料を混ぜる工程はないので、ほぼ養生作業ですね。
DIYのサイトや教本を見ると「塗装や左官は養生が8割」とよく挙げられる通り、
養生作業に多くの時間や労力がかかりました。事前に動画サイトで、やり方をチェックしておくと安心です。
あとは、塗装する壁や鴨居、敷居などの掃除も、意外と忘れがちなので注意が必要です。
ちなみに、今回は体に優しい素材にこだわったので、私は使用しませんでしたが、
きれいな壁に仕上げたい方は、掃除後に「アク止め剤」を塗って汚れが浮いてこないようにするそうです。
3.施工
ここからが楽しい塗り作業です!
きれいに仕上げるのは難しいですが、
コテの入射角側に塗料をのせて「スゥー」と伸ばしていくと初心者でも上手く塗っていけました。
最初は練習も兼ねてざっと塗り、慣れた頃に2回目の仕上げ塗りできれいに仕上げていく、という工程がオススメです!多少乾いても、霧吹きで水をかければ塗料も馴染んでいきます。
端の仕上げは結構難しいので、これも事前に動画サイトなどで上手な人のやり方を勉強してきたいですね!
6畳の4面の壁を日曜大工で塗っていき、土日曜 3~6時間ずつの作業で、だいたい1か月くらいで完了。
塗料は封をしっかりすれば、固くならなかったので、問題なく作業できました!
床材まで敷くと、そこは古い和室から洋室に!かなり感動しました!
(フローリングから防ダニシートがはみ出していますが汗)
床には、前述した「ウッドカーペット」を敷きました。かなり重たいので2~3人くらいで作業が必須です。
ただ、単純に畳の上に敷くだけだと、ダニ発生の原因になっていまうので、
「念入りな掃き・拭き掃除」「ダニの忌避剤の噴霧」「防ダニシートを敷く」と、対策をした上で行いました。
セルフリノベをしてみた感想
チャレンジして思ったのは「意外とやってみたらできる!」ということでした。
完成した壁は、よく見れるとムラやはみ出しもありますが、生活する中では全然気になりませんし、
それが「味」や「愛着」に繋がっている気もします。
今回紹介したのは、壁と床のリノベでしたが、この基礎が終われば、
お気に入りの雑貨や家具選びをしたり、レイアウトを考えたりと、自分の理想の部屋づくりを楽しめます。
おうち時間で暇を持て余しがち、かつ、在宅勤務やリモート会議が増える中で、
実益も兼ねたセルフリノベーションは、今だからこそおすすめの趣味といえると思いました!
作業と並行して、実は押し入れを、作業机 兼 収納スペースにリノベしていたので、
またの機会で紹介させてください!