ラズダのYouTubeチャンネル「ラズダTV」。地域密着型バラエティとして、鳥取・島根のグルメレポ、あるあるネタコント、地名クイズなど、山陰に特化した動画を配信しています。
2020年夏にはチャンネル登録者が1000人に。小っ恥ずかしくて伝えていなかった友人にも「YouTubeやってるでしょ!」「おすすめ動画に出てきてびっくりした」と声を掛けてもらえるようになりました。
今回は、チャンネル登録1000人を達成するために私がやった5つのことをご紹介。YouTube運営をはじめた方の参考記事になれば幸いです。
①投稿した動画を分析する
動画を投稿したら、チャンネル管理画面「YouTube studio」で必ず動画のパフォーマンスをチェックするようにしています。視聴回数はもちろん、
・インプレッション数(YouTubeのおすすめ動画・関連動画などに表示された回数)
・クリック率(インプレッション数に対してクリックされた回数の比率)
・平均視聴維持率(1人あたりがその動画をどのくらいの時間視聴したか)
・トラフィック(動画視聴者がどこから動画にたどり着いたか)
・視聴者データ(視聴者の年齢・性別・国など)
なども確認。例えばクリック率が低ければ「サムネイルに問題があったかもしれない」と仮説を立てることができますし、平均視聴維持率が悪ければ「内容がおもしろくなかったのかな」と考えることもできます。
次回の動画でより良いスコアをたたき出すためにも、投稿動画の分析は大切です。
「YouTube studio」はアプリ版も利用していますが、こちらはデータがある程度簡易的なので、視聴回数やチャンネル登録者を確認するのみ。WEB版の方がより詳細なデータを知ることができますので、分析の際はWEB版をおすすめします。
②他チャンネルを研究する
他チャンネルも定期的にチェックするようにしています。どんな企画が視聴回数を稼いでいるのか、視聴維持率やチャンネル登録者数を上げるために、動画内でどんな工夫がされているのか。
ここで大切なのは、チャンネル登録者が多いチャンネル(1万人以上とか)はあまり参考にしないこと。登録者が多いチャンネルは、出演者の知名度や固定ファンによって視聴回数を得ているケースもあるからです。登録者1000~5000人規模のチャンネルだと企画や構成次第で視聴回数が顕著に増減しているケースが多いので、自チャンネルの企画などを考えるうえでとても参考になります。
③視聴者を逃がさない工夫をする
現在のYouTubeチャンネル収益化の条件は「チャンネル登録者1000人」「総再生時間4000時間」。動画のクオリティーやニーズ把握がいっそう求められています。
「総再生時間4000時間」を達成するためには、視聴回数が多く、より長く視聴してもらえる動画を作ると効率的に稼げますよね。
より長く視聴してもらうためには、視聴者が離脱しない工夫をする必要があります。YouTube動画の出だし部分は、特に多くの人が離脱しやすいポイント。「ラズダTV」でも当初はオープニング映像を入れていましたが、現在は省いてできるだけ早く本題に入るよう工夫しています。
④ターゲット視聴者+αを狙う
「ラズダTV」は、山陰出身者がメインターゲット。「山陰あるある」などは視聴回数1万回を超え、県内外の山陰出身者の方に幅広くご視聴いただくことができました。
一方で「松江人気ラーメン」と題して松江市のラーメン店を紹介した動画は、山陰出身の方のみならず、山陰のラーメンに興味がある県外出身の方からも広くコメントが集まりました。ターゲット視聴者に限らず、山陰にゆかりの無い全国のラーメンファンの方にもご視聴いただけたようです。
視聴者が山陰出身者のみでは視聴回数にも限界があります。そこで、ターゲット+α(県外出身者)も取り込めるような企画にすると、視聴回数もより期待できますね。
⑤「満足感」は欠かさない
「ラズダTV」って実はボツ動画の数もなかなかのものです…。公開しなかった理由のほとんどが「おもしくない動画」だったから。撮っているときは「おもしろいのができた!」と思っていても、いざ編集してみると「…」な動画も少なくありません。
YouTubeでは更新頻度も確かに重要ですが、満足感に欠ける動画を出し続けていると、アクティブユーザーの減少に繋がります。登録者が減ったり、チャンネル登録をしていながら動画を観てくれないユーザーも増えてしまいます。
逆に満足感のある動画が多いと、視聴者がチャンネル内で複数の動画をハシゴして観てくれるといった回遊率の上昇も期待できますよね。
「せっかく作ったから公開したい!」という気持ちも当然ありますが、貴重なプライベート時間を割いて視聴してくれる視聴者のためにも、「新作が待ち遠しい!」「他の動画も観てみよう!」と思えるような動画を目指したいですね。
YouTubeチャンネル運営はおもしろい!
最初は思うように再生回数が上がらず、モチベーションを維持しにくかったYouTube。それでも失敗&検証を繰り返すうちに、やがて1万再生動画が生まれ、次第にコメント数が増え、常連さんを作ることができ、「みんなが観てくれている」ことが実感できると格段におもしろくなりました。
私も現在はチャンネル登録1万人達成に向けて、日々悩みながら格闘中です!チャンネル運営されている方、ぜひお互いに頑張りましょう!