3月も中旬になり、春らしい穏やかな日も増えてきました。
とはいえ、山陰の朝晩は冷え込みますので、体調管理には充分気を付けたいところです。
さて、総務部では早速今年の健康診断の申込みを行いました。
毎年この時期は、各企業が申込みをするようで、コースによっては予約変更しようとすると、次の枠が2ヶ月3ヶ月後になってしまうこともあります。
企業には健康診断について労働安全衛生法に基づく義務があり、労働者はこれを受けなければならないということもありますが、どこの担当者さんも皆さんの健康のため、スムーズに受診していただけるよう努められていることと思います。
健診の種類は何があるの?
弊社が受診している健診は次のとおりです。
①一般健診
35~74才の方が対象。
尿、血液を採取しての検査、胸のレントゲンや胃の検査、診察などの全般的な検査をします。
②付加健診
一般健診を受ける方のうち、40才、50才の方が対象。
一般健診に加えて検査項目をさらに増やします。
③婦人科検診
一般健診を受ける40才以上の偶数年齢の女性が対象で、乳がん・子宮頸がん検査をします。
20~38才の偶数年齢の女性が対象で、子宮頸がん検査をします。
④定期健診
20~34才以下の方が対象。
一般健診より項目が少ない若い方向けの検査をします。
健診の結果を活かすには?
健診結果は、自分自身の「からだ」からのメッセージです。
検査結果の数値が基準から外れていなかった方も、生活習慣を振り返り、改善に取り組むきっかけになるので、ぜひ活用してみましょう。
チェック1 検査数値の変化は?
前回の検査結果を保管しておいて、どのように数値が変わったのか見てみましょう。
検査結果が良くても悪くても、なぜそうなったかの原因を自分の生活習慣から
見直すことが大切です。
チェック2 動脈硬化は大丈夫?
動脈硬化はそのものの数値というより、複合的に検査項目の結果をみて、動脈硬化の
リスクがないかを確認します。一般的な健診では肥満、高血圧、脂質異常、高血糖を
チェックして複数の数値に異常がある場合に動脈硬化の疑いありと指摘されます。
チェック3 要精密検査、要治療の診断!
なるべく早く医療機関へ相談、受診をしましょう。
まとめ
近頃は、新型コロナウイルス感染症の流行もあり、あたらめて健康の大切さを感じている方も多いのではないでしょうか。
これからの健診は、食生活など生活習慣の改善、適度な運動による身体維持、予防接種を受けるなどして、病気を未然に防ぐことが大切とされています。
「なんだか調子でないなぁ」「なんか痛い気がする。。」と感じていても、忙しいと病院に行く気持ちにならなかったりしますよね。
しかし、病気が進行していても自覚症状がなかったり、自分ではなかなか気づきにくいものです。
そういった病気を早期発見して治療することにより、からだや時間・費用などの負担の軽減ができますので、ぜひ健診を定期的に受けるようにしましょう。