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少しの自覚と気づきが「コスト削減」につながる

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約3分
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総務部前川です。

今回は企業の抱える永遠の課題と言っても過言ではないであろう
「コスト削減」
について、少しだけ触れたいと思います。

まず初めに、
コストの辞書的な意味は、いわゆる「費用」です。
一般的に物の値段やサービスに支払う代金=見えるコストが浮かぶと思います。

その1. 見えるコスト

見えるコストの代表的なものは言うまでもなく「お金」です。
会社でかかるコスト=「お金」も細かく書くとたくさんあります。
そのなかで、総務部では

♦事務用品費
♦水道光熱費
♦郵送費
♦交通費
♦電話代
♦通信費
♦保険代
♦振込手数料
♦車両費
♦賃料

などなど…いわゆる維持費用(ランニングコスト)の管理をしています。
今年度も、契約の見直しや使用方法の変更など、削減につながる取り組みを試しているところです。


さて。思い出してください。 
子供の頃、お母さんから、

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電気つけっぱなし!

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冷めないうちに風呂入って!
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それ、まだ使えるんじゃない?

言われたことないですか?

はたまた学生の頃は、
月の限られたお小遣いを何に使おうか、頭を悩ませていませんでしたか?
そして現在、
できるだけ安いスーパーでまとめ買いしたり、家計簿つけたりしながらやりくりしていませんか??

こうやって書き出すと、企業も家計と似ていませんか?
企業も家計も、人が所属し運営するという意味では同じです。
考え方ひとつで少しでも身近に感じ、当事者意識で取り組みたいですよね。

ところで。
コストの補説として「金銭以外に時間や労力などを含めていうこともある。」とあります。
この金銭以外の…がいわゆる「見えないコスト」です。

その2. 見えないコスト


改めて、見えないコストとは、業務を行うのにかかる間接的なコスト=「時間と手間」です。
只今総務部では、この見えないコストを、「工数」で管理する取り組みをはじめています。

工数とは、
「ある仕事を終わらせるのにかかった時間」×「人数」
という計算式によって算出されるもので、これを数字化して管理することを「工数管理」といいます。



細かな業務内容をすべて洗い出し(郵便出しひとつからですよ)
ひとつづつ数字におとすことによって、部署全体の業務把握から個人の負担バランスが見える化されます。

数字で見ることによって、より具体的な改善案を考え、よりよい業務体制をつくることが可能に。
結果、業務効率化・全体の生産性向上に繋がるはず。

さいごに

総務部のイメージは、具体的に何をしているのかわかりにくい(時には細かな指摘で口うるさく感じることもあるであろう…)部署ではありますが、企業全体の幅広い業務を担当し、さまざまな人や部署と関わります。これからも総務部からの目線で、気づいたことや取り組みを書ければと思っています。

この記事を書いた人

前川 志乃
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