10月も終わりが近づき、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。私の家の周辺では最低気温が一桁となり、コタツや暖房器具が活躍しています。間もなく紅葉のシーズンを迎え、一気に冬へと季節が移り変わりますが、体調などの管理をしっかりして過ごしていきたいものです。さて、例年10月には、中学校や高校の地域学習や探求学習の一環として学生さんが当社に訪問され、数日間の職場体験を行ったり、それぞれの観点から聞き取り調査を行ったりされます。おそらく10月に集中するのは年間カリキュラムの都合なのだと思いますが、多くのご依頼を頂きます。当社でも『鳥取・島根のリーディング企業』や『発見・探検 わたしたちの地域のお仕事』などの情報メディア通じて、地域の小学校・中学校・高校等への地元企業の情報発信を行っていますので、積極的にご要望にお応えしています。
本日時点で10月に以下のような職場体験学習の協力をさせていただきました。
●松江市内の高校による職場体験学習(5日間) ●松江市内の中学校の職場体験(1日) ●鳥取県内の高校のフィールドワークにおける会社訪問(2時間程度) ●松江市内の中学校の地域学習における職場訪問(2時間程度)
まだ、これから会社見学を行う学校もありますが、現状では4校協力をさせていただきました。いずれも当日来られる生徒さんに、私たちの仕事の目的や概要、楽しさや難しさをお伝えできればという想いで職場体験プログラムを組んでおり、取材活動や撮影、営業活動、打ち合わせに同行していただき、時には実際にインタビュー等も行って頂きました。もちろん事前準備もあるので時間や手間はかかりますが、それ以上に学生さんに「伝える」という目的のもと、改めて私たち自身の仕事や業務を見つめなおし考えを整理できるので、私たちにとっても有益な「学び」の体験となっています。また交流を深める中で、学生さんの情報に対する考え方や、様々なデバイスやツールを使いこなして情報にアクセスするノウハウを教えてもらったり、これまでの価値観や異なる視点に触れられる機会となりました。
職場体験後には学生さんから以下のような感想を頂きましたので、一部ご紹介します。
先日は大変お忙しい中、私たちの職場体験学習のお世話をして頂きありがとうございました。たくさんの事を教えて頂きましたが、中でも考え方や背景が異なる方々と多くの関係性を気づいていく事が大切だとおっしゃったことが印象に残っています。働くことでコミュニケーションの大切さや達成感を得られることが実感できました。(中学生)
この1週間を通してすごく貴重な体験をさせて頂きました。取材への同行や社内でのプレゼンテーションする機械は自分が実際に働く立場にならないとわからないことです。それを学生自体に体験できたというのは、自分の将来について真剣に考え始めたとき、活かせることだと思います。(高校生)
感想の中では「メリットさんは色々な事業に取り組んでいるのに、その名前があまり知られていないのが、少しもったいない」といった率直な意見も頂きました…。私たちの事業や活動も常に発展途上ですから、これからも努力していきます。当社にとっても、学生さんにとっても「学び」の機会となる活動ですので、今後も対応できる限り協力させて頂ければと思っております。お気軽にお問合せください。また企業の皆様も、地域の子ども達のためだけではなく、自社にとっても業務や価値を見直せる機会として有効に活用できますので、積極的に取り組まれてはいかがでしょうか。