
石原
みなさん、こんにちは。島根・鳥取のローカルマガジン「ラズダ」編集部の石原です。
以前から何度かお伝えしたように、私は全国的にも希少なシングルファザー。小3の息子、年長の娘の3人家族です。
ネットで「シングルファザー」と検索すると、検索候補に「シングルファザー 仕事」が上位に挙がってくるほど、シングルファザーにおける仕事と育児の両立というのは、非常に大きな悩みの種なようです。
ひょっとすると、このブログを読まれている方の中には、仕事と両立に悩んでいるシングルファザーもいらっしゃるかもしれません。
シングルファザーに限らず、子育て中の家庭であれば、仕事と育児の両立は大きなテーマのひとつです。「こうすればいいんだよ!」と言ってもらえれば楽なんですが、人の数ほど環境は違いますし、ピッタリ合うものってないですよね……。
そこで今回は、「仕事ばかりで子どもとの時間がとれない!」って方向けに、私の超個人的な意見として「仕事続きで時間がとれなかった週の週末」にオススメな子どもとの休日の過ごし方「お散歩」編を簡単にまとめたいと思います。
最初に断っておきますが、大したことではないですし、私は専門家でもありません。ただただ、希少種のリアルなシングルファザーってだけです。なので、あくまで私の実体験として見てもらえればうれしいです!
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子どもは案外「どこに行く」かは重要視してない?
私が住んでいる島根県松江市は、車で少し走れば豊かな自然が広がるTHE田舎の中心地。水族館や遊園地といったテーマパークは近くにありません。その分、市内には大小いくつも公園があり、多くの公園には駐車場が付いています。車社会ならではの利点ですね。
なので我が家はだいたい近所の公園ばかり。ですが正直、私が飽きちゃいました。
そこで先日、子どもたちに「お散歩へ行こう!」と提案しました。すると案の定「公園がいい!」と子どもたちから言われたので、「アイスを食べに行こう!」「もしかしたらたこ焼きも買うかも!」と言ったところ快諾。
2人ともノリノリで靴を履き、玄関から外へGO。
このリアクションから考察するに、子どもたちにとって「どこへ行く」かは重要ではないみたいです。「お散歩」では“ふぅ~ん”みたいなリアクションだったのに、アイスとたこ焼きを出した途端、目を輝かせました。ということは、どこへ行く(orふわっとした行動)よりも、目的を明確化する方が期待感が膨らむということなんでしょうか。

子どもは発見の天才。することはない方が会話は弾む
今回、お散歩に出かけて一番の発見がコレ。公園に行けば、遊具があって、広場があって、やることはいっぱいあります。草むらで昆虫や植物採取もいいですよね。
ところがお散歩は、何もすることがありません。ただただ歩くだけです。ブランコを押すことも、滑り台を一緒に滑ってあげることもありません。

ですがその分、メチャクチャしゃべります。
- 小学校の授業でこの辺を歩いた!
- (川に)亀がいる!
- 保育園で練習している歌聞いて!
- 今度遠足で○○君と一緒にお弁当食べるんだ~!
- 保育園でね~(以下略)
- あれ△△△みたいな形してる!
とにかく水を得た魚のごとく会話が止まりません(笑)。とにかくしゃべります。この日はこってり合計4時間近く歩いて、アイスも食べ、たこ焼きも食べ、満足げな表情で眠りにつきました。
子どもは「どこへ行く」よりも「誰と何をする」ことの方が大事なのかも
今回お散歩に出かけてみて思ったのは「何もしない状況が続くほど、会話が続く」ということでした。
休日になると「せっかくだし、どこかへ連れて行ってやりたい」と思うことも多々ありますし、逆に「どこにも連れて行ってやれない…」と悲観することも。

ですが、大人が思っているほど「場所」の重要度は高くないらしく(うちだけかもしれないけど)、月並みな言葉ですが「誰と過ごすか」の方がよっぽど大事みたいです。それに、何より子どもたちとたくさんお喋りできます。内心“もういいわ!”っていうぐらいには聞けますので、「子どもと最近、おしゃべりできてないなぁ」と感じたらお散歩へ!
これから山陰も夏本番。外に出る時は水筒を持っていくなど、水分補給はしっかりとしつつ、みなさんもぜひお散歩楽しみましょ~!
【おまけ】担当している日刊webラズダでは公園をはじめ、お散歩ネタもいくつかあるので、もし、もしよかったらどうぞ↓↓
