採用支援セクション、今も現役バリバリでバスケをしてる”かの”です!
前回は、長野県の大学に進学したら就活で地獄を見た話を書きました。今回はもう少しさかのぼって、大学時代に勉強したことを交えながら書いてみようと思います!
長野に行ったからこそ気づいた”方言の面白さ”
繰り返しになりますが、私は長野県の信州大学というところで4年間勉強していました。
信州大学は学生の7割が県外出身。いろいろな場所から集まっているので、それぞれの地元の話をすると同じ日本とは思えないような文化の違いに驚いたという記憶があります。
特に違いを感じたのは、やはり方言。
北海道から沖縄まで、キャンパス内には色々な方言が飛び交っていました。
しかし島根から650㎞も離れていることもあり、学部内で島根出身なのは私ひとりだけ。(島根はおろか中国地方出身の人も片手で数えられるくらいしかいなかったと思います。)
方言で話すとニュアンスが伝わらなかったり、そもそも全く通じなかったりということもしばしば。長野県に来て初めて、自分は相当なまっているんだということに気が付きました(笑)
そして、出雲弁って面白い!と方言に興味を抱くようになりました。
出雲弁って少し珍しい方言らしい
長野県に来て、方言の面白さに気づいた私。
私の学部では2年生から専攻コースに分かれるのですが、なんと元々興味のあった日本語教育学専攻コースに方言を研究している教授がいることが判明!迷わずそのコースを選択し、日本語全般について勉強しながら、方言についても勉強していました。
そしてゼミの教授の元へ挨拶にいくと…
興味があるのだけれどいろいろ伺ってもいいかしら?
と、島根県民出会うことがめったにないからか、びっくりするくらい目を輝かせて出雲弁について聞かれました(笑)
そして方言について勉強していく内に、出雲弁が珍しい方言だということが分かってきました。
出雲弁は島根県民にとっても難しい?
出雲弁(特におじいさんおばあさんの話す出雲弁)は、県外の人からすると、外国語に感じるほど聞き取れないことがあると思います。私もひいおばあさんとコミュニケーションをとるのは至難の業でした(笑)
山陰に転勤や移住などで来られた方の中には、出雲弁が分からなくて苦労したという人や、出雲弁を話せるようになりたい!と思っている方もいるかもしれまん。(いないかも…(^^;)
そんな方々がいると信じて、次回から出雲弁講座を書いていこうと思います!
次回▶「これも方言?」という出雲弁
方言には、出雲弁で言うと「だんだん」や「~けん」といった”気づかれやすい方言”と、一見方言には見えない”気づかれにくい方言”があります。この気づかれにくい方言は、私も大学で県外の友人と話して始めて知りました。
次回は出雲弁の概要と、”気づかれにくい方言”についてです!お楽しみに!