今回は、初めて【ウェビナー】をやってみた時の様子をお伝えします!
それは何気ない会話から始まった
年も明けた2021年1月のある日、チームのメンバーと業務について議論していた時のことでした。
前田『求人広告の案内とか企業の担当者と1対1で話すことが多いけれど、もっと多くの方にWeb求人の現状について伝えたいよね!(適当)』
Aさん『いいすね!ぜひやりましょう!いつやります?日にち決めちゃいましょう♪』
前田『(え!?まじか、話進んじゃったよ・・・)』
Aさん『じゃあ、1ヵ月後の2月19日にしますか。Webでのセミナーとか同時に何人も参加できていいんじゃないですかね?前田さん講師でやってみましょう!DMで告知準備しときますね~♪』
前田『(え、え、たった1ヵ月で!?そもそもしゃべるの苦手だし・・・)』
という風にとんとん拍子で、Webでのセミナー=ウェビナーを開催することが決まったのでした。
リハーサルで募る不安
やると決まってしまった以上、やるしかない!と腹をくくり、準備を進め始めました。
■Web求人についてわからない方、初心者向けのウェビナーにする
■CMでも話題でなじみのある「indeed」をテーマにしてWeb求人に興味をもってもらう
■長くなりすぎず、しっかりと説明できる30分程度の時間で終わらせる
などなど、おおまかなところから決めていきました。
ウェビナーでは、画面上にパワーポイント資料を映して説明する予定だったので、
次に資料に載せる内容やデータを集めていきました。
ところが内容をまとめていくうちに、
「初心者向けの内容だけどこれで果たして伝わるのか?」
「そもそもこのウェビナーのゴールはどこにもっていくか?」
など、準備を進めれば進めるほど泥沼にはまり、どのようにまとめれば良いのかわからなくなっていきました。
そして本番を想定したリハーサル1日目(本番3日前・・・笑)
資料がまとまらず、この時は手書きの台本のみでのリハーサルに挑みました。
なんとか30分間話すことはできましたが、話の流れが話している自分でさえもよくわからなくなったり、
時間をかけなくていいところを詳しく説明してしまったりなど、
当日までにクリアしなければいけない問題が山積みとなりました。
特に一番難しいと感じた事が、
ウェビナーは基本こちら側が一方的に話すため、聞き手側の様子がまったくわからないことでした。
普段の対面での案内や説明であれば、相手の様子を伺いながら話ができますし、
相手からも疑問点など質問がくるため、会話のキャッチボールが行えます。
しかし、ウェビナーでは淡々と進めなければならず、こちらから一方的にボールを投げる状況です。
しかも今回はこちらの都合上、参加者側の画面表示とマイクはOFFにしてもらう必要があったため、
参加者の様子が全くわからなくなるため、より不安になってしまいました。
その後も毎日のようにチームのメンバーに協力してもらいながらリハーサルを行いました。
話しの流れや、強調するべきところなど、アドバイスをもらいながら改善していきました。
パワーポイント資料も、図やデータを挿入してもらうだけでなく、
セミナーらしい資料に仕上げてもらったりなど、
各メンバーの協力もあり、何とか形にすることができました。
本番でのまさかのトラブル
そして、迎えた本番当日。
この日も直前にリハーサルを1回行い、ようやく本番でうまくいきそうなイメージができてきました。
そして予定の時刻となり、ZOOMにて配信開始。
参加者も当初の想定よりも多く、若干緊張しながらスタート。
簡単な挨拶を終え、資料を画面に映したはずが、なぜか映っていない・・・。
原因がわからず2~3分画面が変わらないまま、軽くパニックになりましたが、
メンバーのサポートもあり無事に再開。
その後は落ち着きを取り戻し、とにかく画面の向こう側にいる参加者をイメージしながら、
しっかりと伝えるんだという気持ちで進めていきました。
本番での反省点も多かったですが、リハーサル以上にスムーズに進行することができて、
なんとか無事にウェビナーを終えることができました。
ウェビナーをやってみて得たもの
開催まで紆余曲折合ったウェビナーをやり終えて、感じたことを何点か。
■通常の1対1での説明と、ウェビナーでの説明は全くの別物
→ウェビナー独特の雰囲気・やり方に慣れることが必要
■普段わかっているつもりの事も、資料にまとめたり一方的に話をすると意外とわかっていない
→改めて知識・理解を深めて普段の営業活動にも有効活用
■チームメンバーのサポートなしにはできなかった
→各メンバーからの客観的意見やサポートもあり開催することができ本当に感謝
今回のウェビナーで得たものは多く、通常営業にもかなり役立つものであったと実感しています。
しかし、何事も準備は早めに行うことが一番ということを改めて実感しました(笑)