こんにちは。山陰のタウン情報誌ラズダ編集部・石原です。普段はラズダのHPでもあるオウンドメディア「日刊webラズダ」で、記事を作ったり、運用方針に頭を抱えたりしてます。
プライベートでは下の子がこの春、小学校へ入学し、小学生2児のシングルファザーとして、てんやわんやしてます。小学校から持ち帰るプリントの山をさばき、ランドセルの奥底に潜むプリントを発掘し、ほどほどに宿題をみつつ・・・、そして就寝前は絵本を2冊、読み聞かせ。
絵本の読み聞かせ、子どもたちが生まれてから唯一、続いている習慣のひとつ。幸運なことに、我が家には私や私の妹弟が読んでいた本が多く残っていて、新しい本も含めればそこそこな数があります。
誰もが知る名作、最近人気の一冊、古本屋で買った海外の童話、“なんでこの本選んだ?”って購入意図がつかめない本など。セレクトにまったくまとまりがない本の中から、子どもたちは1人につき1冊選んできて、寝る前に読み聞かせることが日課となっています。
今回のブログは、そんな絵本の読み聞かせで出あった本の中から、仕事の意識にも役立っている一冊を紹介できたらと。
それが、ヨシタケシンスケさん著の「それしかないわけないでしょう」です。
この絵本、図書館で見つけてその後、本屋で購入した一冊。版元の白泉社HPに掲載されているあらすじ、本の内容は以下の通り。
大人になったときに未来に待っているのは、大変なことばかり。おにいちゃんはそう言うけど、それって本当!? それしかないわけないでしょう! 考え方ひとつで楽しい未来がたくさん見えてくるはず。未来に不安を抱えるすべての人に読んでほしい、ヨシタケ式「かんがえる絵本」登場!
引用:それしか ないわけ ないでしょう|白泉社ブックスHPより
「玉子焼きと目玉焼き、どっちにする?」、「サッカーと野球、どっちが好き?」といった2択、よく口にするし耳にもします。AかBか、正解か不正解か、正義か悪か、好きか嫌いか。挙げればキリがないですが2択ってたくさんあります。確かに2択、または選択肢を狭めれば考えるのは簡単でスムーズ、実に効率的。
だけど、選択肢って絶対に2択ってわけじゃないですよね?
好きでも嫌いでもないもの、ありますよね?
日刊webラズダの担当者になってから3年。それまで、雑誌メインの編集者でしたがwebメインの編集・運用者へ移行。以来、様々な人・組織から知恵や胸をお借りし、コンテンツマーケティングの世界であがいています。
スマホをはじめ、デジタルツール・情報にふれていると、ついつい選択肢を狭めがちに。そんな時、心の中で「それしかないわけないでしょう!」とつぶやくようにしています。
あと関連したキーワードで、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる「ねずみ男」のセリフも推しておきます。
この世は、まだらにできてんだ。 シロクロはっきりさせたらしんどいだけだぜ。
引用:アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」6期より
私自身、それなりに業界での経験が溜まってきたがゆえに、自分の経験値の中で物事を判断していることが多々あります。本当はもっといろいろな選択肢があるのにも関わらず、知らず知らずのうちに選択肢を”経験則の中で”狭めていたんです。
そんなことを気づかせてもらった一冊「それしかないわけないでしょう」。良かったら絵本の読み聞かせ本の参考にされてみてくださいねー!
追伸:これを読み聞かせると、子どもたちから「それしかないわけないでしょう!」がとんできます。わりと頻繁に・・・。自己責任でよろしくお願いしますm(__)m(笑)