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島根・鳥取の魅力を発掘

7年前に作ったポスティング情報誌のコンセプトがコロナ禍で注目されています「地元の魅力再発見」

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現在毎月発行しているポスティング情報誌「ラズダ」ですが、その前身はポスティング情報誌「いかこい」でした。5年以上に渡り、130号以上発行してきました。25年間ご愛読頂いた月刊有料誌ラズダの休刊に伴い、情報誌いかこいがラズダに統一されましたが。実に多くの根強いファンに支えて頂きました。

いかこい創刊の準備をしていた2014年1月、情報誌のコンセプトを作りました。当時は私が制作に関わって間もない時期。正社員ではなかった私の意見を尊重してもらえず、当時の編集責任者から「そんな熱いメッセージではダメ」とのことで書き換えられました。そのため、このコンセプトは一部の社員にしか知られていません。今となってはちょっとしたエピソードですね。

(媒体コンセプト)

近頃、胸を張って街を歩いていますか!?
思い返せば、都会で暮らしている友人をうらやましく思えたことがある。もし、地元が東京やパリだったら...そう思ったことも。街が華やかになり、街ゆく人々がお洒落で早足。最先端の流行と横文字が氾濫し、毎朝超満員の通勤ラッシュと大渋滞。でも本当にそういう街で暮らしたい?そういう街へ出かけたい?
失敗しても、落ち込んでも、都会から逃げ帰っても、誰でも胸を張って街を歩けるのが地元のすばらしさ。だから、日々の暮らしの中では近すぎて見つからない、知っているけど気にも留めない、そんな小さなことにも目を向ける。小さな再発見の一つ一つが毎日の生活を楽しく、豊かにしてくれるはずだから。
「最新」「最先端」「有名ブランド」ばかりが必要な情報なの?一瞬で過ぎ去る流行を追いかけることを「お洒落」と呼ぶの?汚れたり、古くなったりすると捨ててしまうのではなく、それらすべてを「味わい」に変えていけるような、地元ならではの街の楽しみ方を「いかこい」は届けていきたい。

それでも「創刊当時の熱い思いを忘れたくない」と、今でもデスクの上に掲示しています。そう言えば、いかこいのサブタイトルである「地元の魅力再発見」はコロナ禍になりメディアでにわかに叫ばれるようになりましたね。実はこれ、7年前から私達がずっと大切にしてきた価値観だったのです。商標登録しておけば今頃大儲けでしたかね(笑)そんなことより、社会がこの大切さを認識する5年以上前から、私達が「地元の魅力再発見」の大切さに気づいていたのはちょっと誇り高いことなのですよ。
この時の熱い思いが、後の2019年「日刊Webラズダ」の立ち上げに繋がっていくのですが。2014年当時は、そんなことになるとは予想もしていなかったわけですね。

この記事を書いた人

中島 伸喜
ポスティングと日刊Webラズダのゼロイチ担当です。
マーケティング好きで1994年からやっています。 
中東で外交3年、東京で商社5年。17年前に島根へIターン。20代で2カ国で起業、メジャーリーグへ挑戦。錆びついた英語と片言のヘブライ語。
新卒で佐川急便のセールスドライバー。  
なぜか、武器商人、諜報エージェントと誤解されます。
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