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山陰でもできる!事業のゼロイチを成功させるたった一つのコツ

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約7分

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お盆を3日間しっかりお休みを頂いたのでエネルギーに満ち溢れている52歳です。
9月から一気に加速したいなぁ。
そんなわけで3000文字の長文になっちゃいました!

新事業立ち上げに際し入社しました

私は7年前にポスティング事業立ち上げのために入社しました。最初の2年間はポスティング一筋。それ以降、いくつかゼロイチ(自ら会社へ事業提案)をさせていただき、一から形にしてきた事業があります。それらに共通するコツをざっくりまとめてみました。これを読んでいる方が事業を立ち上げる際の参考にしてもらえたら52歳のオジサンは超うれしいのです!(^^)!
ほんの少しだけでも地元に貢献できる気がするからです。

■圧倒的な熱量があるかどうか

理念とか目的とか、いわゆる「Why」の部分を徹底的に掘り下げることが何より大切です。いきなり抽象論ですが、この意味を腹の底から理解できる方は話はこれで終わりです。(笑)これしかないのです。これさえ身体全体に浸透していれば、その他の要素が揃っていなくても何とでもなります。言うなればこの掘り下げが全てだというのが私の見解です。
私は事業を立ち上げる際、自分が独立して投資家(金融機関)へプレゼンをすることを想定します。どういう事業ならプロの投資家が投資したいと思ってくれるかを自分が投資家になった前提で思い浮かべます。その時に、本やWebに載っていたもっともらしいことや、誰かの受け売りの理論をプレゼンしたとします。仮にそれが実にうまく整ったプレゼンだったとしても、きっと誰も投資してはくれないだろうと思うのです。普通に合理的な事業計画は、すでに誰かが思いついてやっていると思うべきでしょう。「確かに良さそうだけど、かなり難しそうだし大変そうだ」と思えるところにしか事業の勝ちドコロはない、というのが持論です。
きれいに言語化できることは確かに大切ですが、言葉や資料にまとめられている内容以上の筆舌に尽くしがたい圧倒的な熱量があるかどうかが大切なのです。つまり、その事業がその熱量を生み出せる内容になっているかどうかが問われているわけですね。

■私が担当し今日まで続いている事業

私がゼロイチを担当し、現在も継続できている事業は以下の4つです。

●ポスティング事業
●情報誌いかこい
●日刊Webラズダ
●公式ホームページリニューアルを機にした社内DXの推進

それ以外で、現在進行中の新事業として、マーケティングセミナーや海外事業etc があります。もちろんこれらの事業にも、何がなんでも進めていきたい譲れない理由があるのは言うまでもありません。

■なぜ事業計画書よりもwhy(譲れない理由)が大切なのか?

では、なぜ理由「why」の部分が大切か?
その答えの一つは、どんな事業であれ、何の苦労もなく順調に定着することなど有り得ないからです。想定外の穴に落ちることも、分厚い壁にぶち当たる時もあります。というより、それらがない日はほぼないわけです。余談ですが、私のいわゆる”野生の勘”なのですが、3日間スイスイ仕事が進んだ時は「何かがおかしい!」というセンサーが警告を発します。急な上り坂を選んで進んでいるつもりなのに、下り坂を進んでいるとしたら。そう考えたら恐ろしいですからね。そういう方を何度も目にしてきましたし。そうなっていませんか?という警告なのです。

話を戻して、そういう穴や壁だらけの環境で、またノウハウやお金もない中で、どうにかこうにか踏ん張りきるのに必要なのは、斬新な企画やきれいな計算書ではないのはわかりますよね。その上、周りから批判されたり、上司から心ない言葉をあびせられたりは当たり前なわけですよ。言うなれば圧倒的な「超熱量」で全てを破壊できるくらいのパワーがないと事業は続かないのです。合理性では処理できないことが頻繁に起こり、それらを何とかして切り抜け続けていくには、それ相当の理由づけがないとできないのです。逆に、超熱量があれば100人から「無理だろ!」と言われたことも何とかなるモノです。これが私の信念です。
こういう厳しい場面では、自己承認欲求や金銭欲、名誉欲等は何の役にも立ちません。だから、これらの欲を理由に「リーダーに成りたい!」と軽〜く口にする人が何も成し遂げられないのは想定できることなんです。これが、表面的には立派なことを言う人が実績をあげられないという現象のカラクリなわけです。

■このことがビジネス本ではあまり語られない理由

このことは多くの本やセミナーではあまり語られていませんよね。それは、本やセミナーもビジネスなので、こういうことを語ったところで売れないわけですね。「自分には無理そう」とか「なんか難しそう」とか。要は需要がない。読者に求められていないのです。売れるために、求められていることを語ろうとするので、きれいなノウハウ等に話がすり替わってしまうというわけです。本が売れる方程式の一つは「自分にもできそう!」と読者の一部に思わせられるかどうかが大切なのだそうです。妙に納得しますよね。

ちなみに、世界の頭脳が集まると言われるシリコンバレーで、どれだけ多くの事業が廃業に追い込まれたかご存知ですか?あれだけ高度な教育を受けた超天才でさえ、うまくいく事業の割合は59個に1個しかないという統計もあるそうです。いわんや私のような凡人だったら、なわけですよ。とっとと58回失敗する必要があるわけです。だから小さな挑戦はどんどんやって小さな失敗を積み上げるのはとても大切だし、そのプロセスの中から学んだことを超熱量に加えていくことも大切になってくるわけですね。

■「私にもできそう」と誤解されることが多い

上の4つの事業は「そんなに難しいことではないだろう」と周りからは見えるらしいです。「自分にもできそう」と軽〜く思われることがあります。だからなのでしょうか、ゼロイチを実現したところで意外なほど評価はされません(笑)
ここで、「私にもできるけど」という方は「どうやるのか自分も知っている!」というレベルの認識です。「知っている」ので「できるはず」という合理主義者の方で、自分達がどれだけ非合理的であるかを認識できていない方なのです。つまり「わかる=できる」という誤解をお持ちな方なわけです。そういう人は「わかる」と「できる」の間にどれだけの大きな溝があるのかをこれまでの経験から認識できていないのでしょうね。今の時代、ビジネスノウハウはググればでてきますので、こういう方が圧倒的な多数派です。
例えばですが、Youtubeでマグロのさばき方も寿司の握り方も丁寧に教えてくれますよね。繰り返し見ればやり方はわかるでしょう。私にもできそう!と。でも、私の問いとしては、銀座3丁目のカウンターに立って常連客の前で寿司を握ることができますか?そもそも客がたった一人でも食べてくれますか?と。

「簡単そうだから自分にもできるし!」と思われる方、申し出ていただければノウハウは全て開示いたしますよ。その上で、ぜひ私と競争していませんか!いかがでしょうか?
ちなみに、そういう方には100%負けない自信があるんです。
なぜなら、少しでもラクをして、効率よくノウハウを習って事業化しようというマインドの人が、毎日のように出くわす穴や壁や抵抗勢力を克服できるとは思えないからです。そういう想定外の状況に耐えられるのはせいぜい1年間程度ではないでしょうか?その上、想定外の厳しい局面に直面するたびに埋めようのない大きな差が開きます。残念ながら、炎をあげた壁を乗り越えるノウハウはググったところで見つからないですからね。教えてもらってないし!と大声で叫んでも誰も助けてくれません。
僕は戦略、マーケティングといった「理論」をとても大切にするほうですが、こういう非認知能力の部分とか、生物学とか、行動経済学とかの未だ解明されていない研究領域にこそビジネスの本質がある思っています。

いかがですか?ぜひ「われこそは!」という方はご連絡くださいね。
ワクワクしながらお待ちしておりま〜す!

この記事を書いた人

中島 伸喜
ポスティングと日刊Webラズダのゼロイチ担当です。
マーケティング好きで1994年からやっています。 
中東で外交3年、東京で商社5年。17年前に島根へIターン。20代で2カ国で起業、メジャーリーグへ挑戦。錆びついた英語と片言のヘブライ語。
新卒で佐川急便のセールスドライバー。  
なぜか、武器商人、諜報エージェントと誤解されます。
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